PyCharmの使い方

1. 準備

pythonの環境が設定されたdockerコンテナはビルド済だとする.
例えば,anaconda-gpuコンテナイメージがビルドしてあるとする.

2. PyCharmの使い方

2.1 dockerコンテナの起動

例えば,anaconda-gpuコンテナを起動する.

$ docker_run_anaconda_gpu.sh

PyCharmが起動する.

2.2 PyCharmの初期設定

  1. 最初に起動したときのみ,「Complete Installation」ウィンドウが開く.
  2. 「Complete Installation」ウィンドウで「Do not import settings」を選択し,「OK」をクリックする.
  3. 「Customize PyCharm」ウィンドウが開く.好きなUI themeを選択し,「Skip Remaining and Set Defaults」をクリックする.
  4. 「Welcome to PyCharm」ウィンドウが開く.

2.3 プロジェクトの作成

2.3.1 最初に起動

  1. 「Welcome to PyCharm」ウィンドウで「Create New Project」を選択すると,「New Project」ウィンドウが開く.
  2. 「Location:」にプロジェクトを作成するディレクトリを入力する.
  3. 「Project Interpreter: New Virtualenv environment」をクリックし,「Existing interpreter」をチェックし,「Interpreter:」の右の歯車をクリックし,「Add Local…」を選択すると,「Add Local Python Interpreter」ウィンドウが開く.
  4. 右のペインで「System Interpreter」を選択し,「Interpreter:」の右の「…」をクリックすると,「Select Python Interpreter」ウィンドウが開く.
  5. 「/usr/local/bin/anaconda3/bin/python」を選択し,「OK」をクリックすると,「New Project」ウィンドウに戻る.
  6. 「Create」をクリックする.

2.3.2 2度目以降

  1. 「File」メニューから「New Project…」を選択すると,「Create Project」ウィンドウが開く.
  2. 「Location:」にプロジェクトを作成するディレクトリを入力する.
  3. 「Project Interpreter:」には前回設定したInterpreterが表示されているので,設定しなくてよい.
  4. 「Create」をクリックする.

2.4 ソースコードの記述

  1. 左のペインでプロジェクト名を右クリックし,「New」「Python File」を選択すると,「New Python file」ウィンドウが開く.
  2. 「Name:」に名前を入力する.例えば「test.py」と入力する.
  3. ソースコードを記述する.

例えば以下のようなコードを記述する.

x = 10
print(x)

2.5 実行

2.5.1 PyCharmのメニューから実行

  1. 「Run」メニューから「Run…」を選択すると,「Run」ウィンドウが開く.
  2. 「test」を選択すると,下のペインに実行結果が表示される.

2.5.2 Terminalで実行

ウィンドウの左下のアイコンをクリックし,「Terminal」をクリックする.
「Terminal」で以下のように入力すると,「test.py」が実行され,実行結果が表示される.

$ python test.py