オンライン教材について
東洋大学メディア情報研究室では,学生が各自の希望と進度に合わせて学習を進められるように,以下のようなオンライン教材を用意しています.卒業制作を行う予定の学生は「Unreal Engineを用いたゲーム制作」コースで学習してください.卒業研究を行う予定の学生は「Pythonプログラミング」コースで学習してください.
Unreal Engineを用いたゲーム制作I
ここでは,まずUnreal Engineの簡単な使い方とシーンに様々なオブジェクトを配置する方法を学びます.
Unreal Engineを用いたゲーム制作II
ゲームのシーンを作る際には,まず設計図を作り,設計図通りに物体を配置していきます.ここでは,Unreal Engineの便利な機能を使用し,設計図通りに部屋や建物を作り,その中に様々なオブジェクトを正確に配置する方法を学びます.
- ビューポートにおけるAltキーナビゲーション
- オブジェクトの配置(複数選択・コピー・グループ化)
- Brushの追加と設定
- Brushのマテリアルの設定
- 詳細パネルのトランスフォーム
- ビューポートの表示
- 投影モード
- 詳細パネルの相対トランスフォーム
- グリッドスナッピング
- Endキースナッピング・サーフェススナッピング
- オブジェクトの変更
- 課題
Unreal Engineを用いたゲーム制作III
Unreal Engineには異なる種類の光源(ライト)があります.ここではライトについて学ぶとともに,ランプや懐中電灯や空の作り方を学びます.
Unreal Engineを用いたゲーム制作IV
ここまでは様々なオブジェクトを配置してゲームの舞台を作る方法を学びました.ゲームを制作するには,ユーザの操作に応じてシーン中のオブジェクトを変化させる必要があります.例えば,「部屋に入るとランプが点く」や「部屋に入ると煙が出て,煙に近づくと爆発する」といったインタラクティブな機能を実装する必要があります.Unreal Engineでは,インタラクティブな機能を実装する際にブループリントを使用します.ここではレベルブループリントの使い方を学びます.
- ブループリントエディタの使い方
- 変数
- 配列
- 関数
- 条件分岐
- アクタの制御(visibility)
- アクタの制御(ライトの明るさ)
- タイムラインによるライトの明るさの制御
- タイムラインによるアクタの位置の制御
- タイムラインによるアクタの大きさ・回転の制御
Unreal Engineを用いたゲーム制作V
Unreal Engineでは,レベルブループリントに加えてブループリントクラスが使用できます.ブループリントクラスを使うと,例えば椅子や扉に様々な機能を付け加えることができます.特に,シーン中に多くの椅子や扉を配置し,それらをインタラクティブに動かしたい場合によく使用されます.ここでは,ブループリントクラスの使い方を学びます.
PythonプログラミングI
機械学習やビッグデータの解析にはPythonがよく使用されます.ここでは,Pythonを使用したプログラミングの基礎を学びます.
PythonプログラミングII
Pythonには,様々な機能を提供するライブラリやモジュールがあります.ここでは,Pythonでよく使用する便利な機能について学びます.
PythonプログラミングIII
機械学習の対象となるデータやビッグデータは同じ型のデータの集合であることが多く,同じ型のデータの集合を扱う際に,配列(array)を使用します.ここでは,numpyと呼ばれる数値計算モジュールのN次元配列(N-dimensional array)であるndarrayオブジェクトの使い方を学びます.
PythonプログラミングIV
PythonプログラミングV
機械学習の対象となるデータやビッグデータは様々な形式をとります.そのため,様々な形式のデータを読み込み,必要なデータを取り出し,整形するといった前処理が必要となります.そのような処理をするときにpandas(Python Data Analysis Library)がよく使用されます.ここでは,pandasの基本的なデータ形式であるSeriesとDataFrameの使い方を学びます.
Pythonを用いた音声処理
機械学習や人工知能技術の発展により,音声認識・音声合成・音声対話等の技術が私たちの生活でも使用されるようになりました.ここでは,人間の音声の生成過程を理解し,コンピュータを使用して音声を処理する技術の基礎を学び,実際にPythonを使用して基本的な音声処理を行います.
Pythonを用いた音楽情報処理
機械学習や人工知能技術の発展により,人間が曲を作る際に作曲をサポートするシステムや楽曲を自動的に生成することのできる技術が提案されています.音楽データは様々な要素から成り立っており,要素ごとに分析する手法が異なります.ここでは,音楽データを処理するための諸技術の基礎を学び,実際にPythonを使用して基本的な音楽情報処理を行います.
C++によるプログラミングコース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- C言語によるプログラミングコース
値の表示
- 値の表示について学びます.
配列とポインタ
- 配列とポインタについて学びます.
関数
- 関数について学びます.
クラス
- クラスについて学びます.
配列クラスと文字列クラス
- 配列クラスと文字列クラスについて学びます.
ファイル入出力
- ファイル入出力について学びます.
乱数
- 乱数について学びます.
整列
- 整列について学びます.
Eigenによる線形代数コース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- C++によるプログラミングコース
Eigenのインストール
- Eigenのインストールについて学びます.
ベクトル
- ベクトルについて学びます.
行列
- 行列について学びます.
行列と行列の積
- 行列と行列の積について学びます.
逆行列
- 逆行列について学びます.
行列式
- 行列式について学びます.
内積と外積
- 内積と外積について学びます.
直交行列
- 直交行列について学びます.
様々な変換
- 様々な変換について学びます.
線形方程式の解法
- 線形方程式の解法について学びます.
OpenGLによる3次元コンピュータグラフィックスコース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- Eigenによる線形代数コース
線形代数
- 3次元コンピュータグラフィックスの基礎理論である線形代数について学びます.
GLUTの設定と2次元図形の描画
ワイヤフレーム
イベント処理
隠面消去
陰影付け
アニメーション
OpenGLによるキャラクタアニメーションコース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- OpenGLによる3次元コンピュータグラフィックスコース
階層アニメーション
モーションキャプチャデータ
- モーションキャプチャデータの形式とファイルから動作データを取得する方法について学びます.
身体動作アニメーション
モデルデータ
Inverse Kinematics
- 複数のモーションキャプチャデータをシームレスに連結させて描画する方法について学びます.
OpenCVによる画像処理コース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- Eigenによる線形代数コース
OpenCVのインストール
- OpenCVのインストールについて学びます.
ディジタル画像
処理の高速化
- 処理時間の計測方法と処理の高速化について学びます.
描画処理とイベント処理
- ウィンドウに点や線を描画する方法と,キー入力やマウス操作によって処理内容を変更する方法について学びます.
表色系変換
濃度変換
幾何変換
- 画像を拡大縮小させたり回転させる幾何変換について学びます.
空間フィルタ処理
2値化処理
OpenCVによる画像認識コース受講する
pthreadsによるマルチスレッドプログラミングコース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- C言語によるプログラミングコース
pthreads for Win32のインストール
- マルチスレッドプログラミングに使用するpthreadsのインストール方法について学びます.
スレッドの生成
- スレッドの生成方法とスレッドにデータを渡す方法について学びます.
共有データに対する排他制御
- スレッド間で共有するデータにアクセスする際の排他制御について学びます.
OpenCVとOpenGLを用いた拡張現実コース受講する
OpenNIによるKinectセンサプログラミングコース受講する
受講要件:以下のコースを全て受講していること
- OpenGLによるキャラクタアニメーションコース
- OpenCVによる画像処理コース
- pthreadsによるマルチスレッドプログラミングコース
可視光カメラと赤外線カメラからの画像データ取得
カラー画像と距離画像の取得とシーンの3次元表示
人の領域の検出と人体の3次元表示
リアルタイムモーションキャプチャ
音声認識・音声合成コース受講する
受講要件:以下のコースを全て受講していること
- C言語によるプログラミングコース
- pthreadsによるマルチスレッドプログラミングコース
HTKによる音声認識
- HTKを用いていくつかの単語を学習し,認識させる方法について学びます.
ATKによる音声認識
- HTKにより学習した単語HMMを用いて,マイクから入力された音声に対して認識を行う方法について学びます.
Juliusによる音声認識
- Juliusを用いて連続音声認識をする方法について学びます.
VoiceTextエンジン SDKによる音声合成
- VoiceTextエンジン SDKを用いて音声合成をする方法について学びます.
HTKによる動作認識コース受講する
受講要件:以下のコースを全て受講していること
- OpenGLによるキャラクタアニメーションコース
- 音声認識・音声合成コース
HTKを用いていくつかの動作データを学習し,認識させる方法について学びます.
WinSockによるソケットプログラミングコース受講する
受講要件:以下のコースを受講していること
- C言語によるプログラミングコース
TCP/IPによるデータ送受信
- TCP/IPによりデータを送受信する方法について学びます.
UDPによるデータ送受信
- UDPによりデータを送受信する方法について学びます.